秋津城
 この城は吉野郡下市町にあります。八幡神社の裏山になり、城山と呼ばれています。東側は墓地が広がっており改変もあるものと思われ、実際、郭の一部は墓地として現状利用されているようです。南側は『城郭大系』の図面を参照にしています。北側に関しては、だらだらと地山が続いているように見えますが、段差のある平場もあり、後世のものと考えられる平場も広がっています。南側は墓地の造成による改変が多いものと思われ、堀切・土橋遺構が確認できます。
 当地の看板によれば、秋津氏の居城で南北朝時代は南朝方として南朝を支えた一族でした。永禄2年(1559)に落城炎上したとのことですが、よく分かりません。
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秋津城要図


当地説明板。東側墓地一帯の地点にポツンと立っています。

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